・PLT(パレットトークン)て何?
・将来性はあるの?
PLT(パレットトークン)とは2021年に
国内初のIEOを実施したことで話題になった暗号資産です。
結論から言うと、「将来性は十分期待できる」と思っています。
理由を詳しく見ていきましょう。
- PLT(パレットトークンとは)?
- PLT(パレットトークン)の買い方
- PLT(パレットトークン)の使い方
1.PLT(パレットトークンとは)?
「パレット(Palette)」は、デジタルアイテムを発⾏・管理・流通するためのブロックチェーンネットワークです。
パレットでは、独⾃のブロックチェーンであるパレットチェーン(Palette Chain)上でデジタルアイテムをノンファンジブルトークン(Non-Funjible Token, NFT)として取り扱うことができます。
パレットを分散型プラットフォームとして安定に運⽤するため、2021年に株式会社HashPalette(ハッシュパレット)が暗号資産パレットトークン(Palette Token, PLT)を発⾏しました。
HashPaletteは2018年に創業した株式会社HashPortのNFT分野での子会社として創業した会社であり、資金調達を日本初IEOで実施したこともあり、当時は大きな盛り上がりを見せました。
IEOとは「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering)」の略で、プロジェクトのトークン販売、資金調達を取引所が仲介となって実施することを指します。
取引所を介さないICOとは異なり、取引所が審査をするため、信頼性が高いことが特徴として挙げられます。
特に日本の取引所は審査が厳しく、初めてのIEOだったため、かなりハードルは高かったようです。
1-1. PLTの価格推移
引用:Coincheck
2023年初めに6円台まで下落したものの、約17円程度まで上昇し、現在(2023年9月)は8円台となっています。
IEOでの販売価格は4.05円、一時最高98円まで高騰したことを考えるとだいぶ下落したように見えます。
2.PLT(パレットトークン)の特徴
2-1. 国内初のIEOでの資金調達
PLTは国内初のIEOでの資金調達を実施した暗号資産です。取引所が中心となり実施することにより詐欺などのよる投資家へのリスクが低く、初心者でも比較的安心して購入することができました。
また、発行元である株式会HashPalette(ハッシュパレット)は純国産企業であり、これも初心者としては安心して購入できる材料となっています。
PLTのロゴは日本の古銭をモチーフにしてることで有名ですね。
2-2. 一般ユーザーの手数料が不要
PLT(パレットトークン)を含むNFT購入や送付にはガス代が必要ありません。通常、NFTを扱う際には、管理や転送などに伴ってガス代が必要です。
(ガス代とは、ブロックチェーンのシステムに支払う手数料を指します)
ただし、以下の場合にはガス代が発生します。(引用:ホワイトペーパー)
◆ NFTコントラクトの発⾏
◆ NFTの発⾏
NFTを発行するなど以外では、一般的に利用する際は手数料はかかりません。👇はPLTWallet間でのPLTの様子です。
ガス代がかからないのは大きいですね。ただし、取引所などからは、取引所が定める手数料がかかるためご注意ください。
2-3. PLTWalletでステーキングができる
PLT(パレットトークン)は独自WalletであるPLT Walletを使用することで簡単にステーキングができます。PLTを保有するだけではなくステーキングをすることで簡単にPLTを増やすことができます。
ステーキングとは、特定の暗号資産を保有し預け入れすることで、報酬を貰える仕組みです。
ステーキングすることのメリットは手軽に資産を増やせることです。資産が増えることで、1枚当たりの取得単価を下げることができます。
3.PLT(パレットトークン)の将来性は?
PLT(パレットトークン)は将来上がるの?
買おうかどうか悩みます…
それでは、PLTの将来性について見ていきましょう。
3-1. NFTゲームの開発
HashPaletteでは、暗号資産を稼ぐ(play to earn)ことができるゲームを数種類手掛けています。
中にはすでに稼げているものもあれば、まだ開発中のものなどもあります。遊んで稼げるゲームとしては、海外のAxie Infinity(アクシーインフィニティ)やSTEPN(ステップン)など一時盛り上がりを見せました。
日本発のゲームでもあり、比較的簡単に始めることができるのも特徴です。今も新しいゲームが開発中であり、今後も注目が期待されています。
例えばELFmastersではNFTの種類や数にもよりますがPLT(パレットトークン)が稼げます。
画像のように一日数十PLT稼ぐこともできます。
3-2. 国内外取引所への上場
PLTは国内外の取引所において販売されています。国内と国外の販売所については以下の通りです。
(PLT Placeから引用)
販売所によって取引き方法は異なりますが、日本の取引所で売買できることので安心して購入することができます。
おすすめはpPLTを購入できるOKcoinです。コインチェックも操作性が良くおすすめですね。
コインチェックの登録方法はこちらからどうぞ!
3-3. 大阪万博へのWallet協賛
2025年に開催される大阪万博で使用するデジタルウォレットはHashPortがアプリサービスを提供することが決定しております。iOSなどにおいてもすでにアプリ提供されており、国内のweb3業界を代表する企業となっています。
(以下協賛の内容:HashPort HPより引用)
本協賛において、HashPortが提供する範囲は以下の通りです。
- EXPO 2025 デジタルウォレット:他の協賛金融機関が提供する大阪・関西万博独自の電子マネー・ポイント・ステータスサービス・NFTの各金融サービスのゲートウェイとなるモバイルアプリ(Androind / iOS 版の提供を想定)
- ウォレットID基盤:単一IDで大阪・関西万博独自の各金融サービス及び連携サービスへの登録・ログインが可能なID基盤
- SBTデジタルパスポート:SBTを活用してパビリオンや機運醸成パートナーとEXPO 2025 デジタルウォレットが連携する際の基盤(Palette Chain※2を主要な利用チェーンとして想定)
- Web3用ウォレット:SBTやパビリオン連携や外部事業者連携で発行されたNFTを保管するためのウォレット(Palette Chainを主要な利用チェーンとして想定)
アプリもすでにリリースされているので、気になる方はぜひダウンロードしてみてください!
4.PLT(パレットトークン)の買い方
続いて、PLTの買い方にを説明します。おススメは
①コインチェック ②OKcoin です。
それぞれ見てみましょう!
4-1. コインチェック
- 安定したアプリダウンロード数
- 操作性が簡単
コインチェックは国内アプリダウンロード数No.1であり、信頼できる取引所です。初心者には扱いやすい取引所であるとも言えますね。
コインチェックでPLTを購入するには登録後、ブラウザ版でログインする必要があります。
ログインできたら続いて取引所の見方を見てみましょう。
①取引所で取引きできる通貨です。取引所では現在(2023.4現在)7種類と販売所に比べて少なくなっています。
②買いと売りの板を表します。
例えば図では、1BTCが¥3782618となった時に0.8563BTC分の売りが入っています。
このままBTCの価格が上昇すると👆の値段で売られます。売られることによりBTCの値段は下がります。
仮に¥3781016まで下がると0.1349分のBTCが買われ、価格も上昇します。
③現在のおおよその値段です。②を繰り返し、上がったり下がったりします。
PLT(パレットトークン)を取引きしてみましょう。
今回はレートから注文をつけていきました。
(例)
現在の価格が10.932円です(青枠)。この価格が10.5円まで下がった時に「買い」の注文が入るようにします。
注文量(2段目)でもできますが、購入したい金額を入れると注文量も反映されます。
今回は概算(購入したい金額)に2000円を入力しました。注文量は約190PLTです。
つまり、現在価格が
10.932円のPLTが10.5円まで下がった時2000円分購入します。数量にして約190PLTです。
といった買い方になります。
価格が下がらなければいつまでも購入できません。
良ければ注文するをクリックしましょう。
以上がコインチェックでの購入方法です。
コインチェックでは他に成行注文方法などで購入することが可能です。
詳しい操作法はこちらからご覧ください!
4-2. OKcoin
- pPLTが購入可能
OKcoinではpPLTを購入できることが大きな特徴です。
pPLTって何?
2つの違いはチェーンだけであり、資産の価値に違いはありません。
・PLTのNFTに興味がある⇒pPLT
・NFTには興味ないが資産として取引きがしたいなど⇒ePLT
このように、目的や扱い慣れている取引所を使いたいなど、自身の用途に合わせて検討してみてください。
実際に取引きしてみましょう。
OKcoinは取引口座と入出金口座が分かれており、暗号資産を購入するためには取引口座に資金を用意する必要があります。取引口座への移動は手数料はかかりません。
上記の画像の手順の通り、まずは取引き口座に資金を移動させましょう。
資金を移動させたら取引所をクリックし、銘柄(PLT/JPY)を選択し、注文方法を選びます。
購入したい金額を入力したら「購入」をクリックしましょう。
簡単ではありますが以上がOKcoinでの購入方法です。
購入の前には事前に登録を済ませておきましょう。
5.購入後の運用方法
購入後は何か良い運用方法はないの?
PLTの運用方法はいくつかあります!
それぞれ見ていきましょう!
5-1. Walletでステーキング
方法の一つとしてPLTの独自WalletであるPLT Walletを利用したステーキングです。下の画像がステーキングの実際の画像です。
PLTをWalletでステーキングする場合、ロック期間を経た後、3日に1度ステーキング報酬を得ることができます。
(下図参照)
報酬の詳しい利率は明言していませんが、2023年11月現在で
「10%弱」といったところです。
ステーキング利率はHashPort 、hashpaletteのどちらにどれだけ預けるかにより変動があります。
あくまで参考としてごらんください。
他にも取引所によってはステーキングサービスを行っている取引所もあります。
Walletや取引所など、自身に合ったステーキングを考えてみてください。
5-2NFTゲームでの運用
続いてはHashPaletteが提供するゲームによる運用です。
PLTを購入すると、PLT placeにてNFTを購入することができます。PLT placeでは、HashPaletteが提供するブロックチェーンゲームで使用できるNFTが購入可能です。(上記画像はELF Mastersプレイ画像)
しかし、ブロックチェーンゲームの多くは購入したNFT分の原資回収(使った費用を回収すること)することが目的となっていることが多いのが現状であり、原資回収が終わっていない人が多く存在する場合も多いです。
ではゲームはしない方がいいの?
ゲームによる運用は使用した資金の回収は難しく、運用方法としておすすめできないのが現状です。今はおすすめできませんが、今後リリースされるゲーム次第ではNFTの価値が上がる可能性もありますね。
2023年度にリリース予定の「THE LAND~エルフの森~」は、「ELF Masters-Arena of Light and Darkness-」を大型アップデートしたメタバース型ファーミングブロックチェーンゲームです。詳細はまだ不明であり、稼げるのかどうかはまだ分かりませんが、今年期待されているブロックチェーンゲームです。
詳細情報が入り次第情報をアップしたいと思います!
6.よくある質問
6-1PLT(パレットトークン)は怪しいですか?
PLT(パレットトークン)は日本発ということもあり、比較的安心して扱うことができます。
国内企業のパートナーも多く、日本でIEOも実施している実績もあり、怪しい通貨ではありませんね。
6-2PLTはもう終わり?
PLTはもう終わりって聞くけどホント?
確かにPLTは2021年に上場後、最高値を付けた後は8円前後で推移しています。価格が上昇してこないことも気になるユーザーも多いと思います。
(引用:PLT Place)
クレジットカード決済は暗号資産に触れたことないユーザーでもNFTを購入できますが、パレットをわざわざ使用しなくても良い環境ともいえます。しかし、今後は大型ファーミングゲームや大阪万博などのイベントも控えていることから、パレットチェーンの認知も期待できます。
6-3PLTを買うにはどこがいいの?
PLTは国内外の取引所において販売されています。国内と国外の販売所については以下の通りです。
(PLT Placeから引用)
おすすめはやはり
・コインチェック
・OKcoin
ですね!
6-4 PLTの将来価格は1000円超える?
PLTが1000円超えることは現状では厳しいと言えます。国内外の大きなファンダが必要不可欠です。
- 大阪万博でのPLTチェーンの認知拡大
- 国内のNFT普及(NFT自体の認知拡大)
- マンガ、ゲームなど知的財産の活用
現状はなかなか厳しいものがありますが、
PLTの今後に期待しましょう!
6-5 PLTおすすめの運用法は?ゲームは儲かる?
現状はゲームで儲かりませんが、ステーキングサービスでは少しずつですがPLTを獲得できます。しかし、PLTの価格が今後さらに下がる可能性も0ではありません。
購入する場合は余剰金で少額からが鉄則ですね!
7.まとめ
今回は日本初のIEOを実施したPLT(パレットトークン)についてまとめました。
- PLT(パレットトークン)とは国内初IEOで資金調達した実績のある通貨
- 大型ファーミングブロックチェーンゲームのリリースを控えている
- 大阪万博でのPLTチェーン使用での普及に期待
この記事を読んで、PLTについて少しでも理解していただけたら幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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