・web3って最近よく聞くけど結局何か分からないんだけど?
・web3だと何ができるの?
・必要なことなの?
今回はこんな悩みを解決していきましょう💡
・大事な箇所には太字、特に覚えて欲しい箇所は赤線でマーカーを引いています。
目次の内容からは少し外れますが、疑問に思うことが多い箇所を解説する内容です。
- web3とは何か?
- web2とweb3の違いやweb3が注目されている理由
- web3で使われている技術
- 活用事例や利用時の注意点
- web3が抱える課題
web3って定義が定まってなくてとても分かりづらいんです.。
web3は分かりづらい用語も多く、情報量も多くて頭パンクしませんか?
この記事はそんな方のために分かりやすく作ってみました!理解するために、以下の流れで進めていきましょう!
1.web3の基本概念について
1-1.web3とは何か
web3とは簡単にまとめると、ブロックチェーン技術を中心に構築された分散型のインターネットのこと。
たくさんのパソコンやスマホがつながって、情報を共有する新しいインターネットのバージョンです。それによって、より安全に情報をやり取りしたり、新しいサービスを開発したりすることができるようになります。
Web3は、従来のWeb2.0とは違い、分散型のシステムを採用しており、そのためセキュリティが高まり、ユーザーがより自由に情報を管理できるようになっている、ということです。
分散型ってよく聞くけど何を分散しているの?
確かに分散型と言われても分からないですよね。何を分散しているかというと「権力と管理」を分散していると私は思っています。どういうことかの前に、まずはweb3の特徴を見ていきましょう。
1-2. web3の特徴
①1つの機関や個人が中心となって管理するのではなく、多数のコンピューターが分散的に管理する
⇒データの改ざんや不正アクセスが困難
②ユーザーは自分のデータを中央集権型のサービスに預ける必要がない
⇒自分自身で管理することができる
③スマートコントラクトと呼ばれるプログラムを用いる
⇒人間の介入が不要な自動的な処理が可能
④暗号通貨やトークンなどの取引が分散型の取引所で行われる
⇒中央集権型の取引所に依存することがなく、自由な取引が可能
だんだん分からない用語が多くなってきました。中央集権?スマートコントラクト?
そうなんです。web3の用語って分かりづらいものがいっぱいなんです!
これから分からない用語がたくさん出ますが、一つずつ理解しましょう。まずは「中央集権型と分散型」から!
1-3. web3(分散型)とWeb2(中央集権型)の違い
①web2は、大量の情報を受け取り可能だが、情報を管理する中心的な権限があります。
⇒web3では、情報が分散化され、情報を管理する中心的な権限がありません。
②web2では、データは中央集権型のサーバーに保存される。
⇒web3では、情報は分散型のネットワークに保存され、情報を保護するために多数のコンピューターが必要。
③web2では、ユーザーが個人情報をサーバーに保存する必要がある。
⇒web3では、ユーザーは個人情報を分散型のネットワークに保存可能。個人情報の保護がより強化されます。
と言われてもやはり分かりづらい。まずはweb2の使用例から!
必ず利用したことがあるものばかりだと思います。ここに「権力と管理」を任せず分散化させることで、セキュリティの面が強化されます。
なぜ「権力と管理」を分散化するとセキュリティが強化されるのか?
従来では情報は中央集権のサーバーに集約されます。情報は①名前②住所③連絡先、場合によっては口座番号など、流出したら困るものです。これは、サーバーを攻撃されたら起こりうることです。
個人のスマホ、PC等で管理することにより、攻撃対象を分散化させることで1ヵ所を攻撃することにのダメージが少なくなります。これが分散化させることでセキュリティ面が強化される理由であり、web3が注目されている理由でもあります。
セキュリティが強化される理由はなんとなく分かったけど、どうやってそんなことができるの?
「〇〇企業の個人情報流出」がニュースに流れますが、まさにこの問題ですね。
この問題を解決するため、そして「どうやってやるのか」にかかせない技術があるんです!
2.web3を支える技術
①ブロックチェーン技術
②スマートコントラクト
③分散型ネットワーク
web3を支える技術は大きく3つ!それぞれ勉強しましょう!
2-1. ブロックチェーン技術とは?
ブロックチェーンは、取引や情報の履歴をブロックという単位で記録し、それらのブロックを繋げていくことで情報を管理します。
一つのブロックには前のブロックとのつながりがあるため、過去の情報を改ざんすることが困難になります。
例えばお金のやり取りをする際には、ブロックチェーン上で取引履歴が記録され、改ざんされないようになっています。
つまりブロックチェーン技術はセキュリティを高め、改ざんを防ぐことができる技術です。
何となく分かるようで分かりづらい。私の考えるブルックチェーン技術はこんなイメージです👇
一つのブロックの情報を改ざんすることが技術的に難しく、インターネットを通じて誰でも確認できることがブロックチェーン技術の特徴です。
2-2. スマートコントラクトとは?
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン技術で使われるプログラムの一種。
プログラムで定めた条件が満たされた場合に自動的に実行される仕組みになっています。スマートコントラクトはプログラミングに基づいて行うため信頼性が高く、主に金融など様々な分野で利用されています。
つまり、スマートコントラクトとは条件を満たした時に自動で処理を行うweb3専用プログラミングです。
スマートコントラクトも誰でも確認可能ですが、プログラミングに精通した知識が必要。私は見ても分かりません!
2-3. 分散型ネットワークとは?
分散型ネットワークとは、中央に一つのコンピューターやサーバーがある従来のネットワークとは異なり、たくさんのコンピューターがつながってできたネットワークのこと。
一つのコンピューターやサーバーが故障しても、他のコンピューターでネットワークを継続することが可能。
枝分かれしたネットワークで繋がっているため、全員を攻撃することが難しいため、セキュリティが高くなっている。
つまり分散型ネットワークはweb3の特徴と同様、中央管理者がいないインターネットのようなシステム。
複数のコンピューターが情報を共有している仕組みです。この仕組みにより、システム全体の信頼性とセキュリティが向上し、中央管理者が必要ないためシステムがより民主的で自由なものとなります。
分散型ネットワークは中央集権型の問題をカバーできる技術です。
なんでこんなことができるようになったの?昔からできなかったの?
なぜ分散型ネットワークが可能になったのか
分散型ネットワークが可能になった主な理由は、ブロックチェーン技術やP2P技術の進歩です。P2Pとは(Peer to Peer)は、ネットワーク上で直接相手と通信を行うことができる通信方式のことを指します。
つまり、中央のサーバーを経由せずに相手のコンピューターと直接通信を行うことができます。
ブロックチェーン技術やP2P技術の進歩した理由は、デバイスが進化したことが大きな理由に挙げられます。P2Pネットワークを構築するために必要なデバイスが広く一般化し、分散型アプリケーションや分散型サービスの開発が可能になりました。
今まではやりたくても出来なかったことができるようになったんですね。
web3とは?(ここまでののまとめ)
・新しいタイプのインターネット(分散型インターネット)。コンピューター同士が繋がり、情報を共有する仕組み
・管理者を排除し、誰でも情報を自由に共有できるようになっている
・「権力と管理」を分散化し、セキュリティが高くなっている
・デバイスの進化で可能になった、オンラインでお金のやり取りなど可能な、生活を便利にしてくれる新しい技術が注目されている。
・web3が何なのかは分かってはきたけど・・・
・どんなことに使われてるの?
・問題はないの?
ここからは、web3はどういった活用法があるのか。また利用時の注意点などに焦点を当てて勉強していきましょう!
3.web3の活用事例
3-1. DApps(ディーアップス)
DApps=分散型アプリケーション
従来のアプリケーションとは違いサーバーがなく、P2Pネットワーク上で動作する。現在はDAppsは、暗号資産取引所やNFT取引所など仮想通貨関連のDAppsが多いです。
DAppsの特徴
・誰でもアプリケーションに参加することができる
・P2Pネットワーク上で動作するためサーバーや中央管理機関が不要であり、セキュリティが高い
DAppsの代表例(アプリと言っても、ios、Android対応していないものもあります)
・仮想通貨ウォレット関連→MetaMask、TrustWallet
・仮想通貨ゲーム→STEPN、アクシーインフィニティ
・取引所関連→Uniswap、PancakeSwap、OpenSea
これらのアプリケーションは、ユーザーが自分のデータを直接管理し、サーバー上にデータを保管する必要がありません。
と、長くなってしまいましたが、DAppsとは、つまりweb3版のアプリです!
3-2. DeFi(分散型金融)
DeFi=Decentralized Finance(分散型金融)の略語。
ブロックチェーン技術を利用した金融サービス。従来の中央集権的な金融システムに代わる新しい形の金融システムを目指しており、仮想通貨やスマートコントラクトなどの技術を駆使して実現されます。
DeFiの主な特徴
- 中央集権的な金融機関に頼らず、ブロックチェーン上のスマートコントラクトによって自律的に運営される
- 参加者は誰でも自由に参加できる
- 透明性が高く、取引履歴はブロックチェーン上で公開される
- 信頼性が高く、改ざんや不正がほぼ不可能
- 世界中の誰とでも取引可能
- 従来の金融と比べて圧倒的に高い利回り
DeFiには、借り入れや貸し出しなどの融資サービス、DEX(分散型取引所)やトークン交換や価格情報の提供サービス、保険などの保証サービスなど、多様な金融サービスがあります。
つまり、DeFiは中央集権的な金融システムに代わる新しい形の分散型金融システムであり、ブロックチェーン技術を利用して自律的に運営され、参加者による透明性と信頼性が高い特徴があります。多様な金融サービスを提供し、今後ますます発展することが期待されています。
なぜ、Defiは高い利回りが得られるのか、詐欺ではないのか?
DeFiの金利が高い理由は、複数の要因がありますが、その一つとして従来の金融機関と比べてコストが低く、迅速に処理できるためより高い利回りを提供することができることが挙げられます。手数料が安いのも同じ理由です。
また、DeFiは、参加者が自分の資金を提供する「レンディングプール」と呼ばれる仕組みがあります。
簡単に言うと、自分のお金を貸し出しています。このレンディングプールに資金を提供することで、貸し出した「手数料」として、参加者は高い利回りを得ることができます。
DeFiにおける金利は市場原理に基づいて決まります。需要と供給のバランスによって決定されます。
例えば、特定の通貨への需要が高まった場合、その通貨を使ったレンディングプールに資金を提供する参加者が増え、その結果、金利が上昇する仕組みとなっています。
DeFiの金利が高く手数料が安い理由まとめ
・コストが低く、迅速に処理できる
・レンディングプールに預け入れた手数料として高い利回りを受け取れる。
金利が高く怪しいと感じるかもしれませんが、詐欺ではないですよ!
ちゃんと理由がありますね!
3-3. NFT(非代替性トークン)
NFT=Non –Fungible-Token (直訳すると代替え不可能なトークン)
トークンということはNFTは仮想通貨の一種なの?
NFTの直訳はよく耳にする言葉だと思います。ただしトークン=「通貨」ではなく、デジタルアセット(デジタル資産)の一種として覚えて下さい。
NFTとはブロックチェーン技術を使用して、他の誰も所有していないことを証明できるデジタル資産であり、所有権を確立する仕組みです。ブロックチェーン技術を使いうため、以下の特徴があります。
NFTの特徴
唯一性: それぞれに一意のIDがあり、同じものが二つ存在しません
所有権: NFTは所有権を確立し、所有者が明確になります
透明性: NFTの所有履歴は公開され、透明性が高い
不変性: NFTはブロックチェーン上で不変的であり、改ざんされることはありません
NFTにブロックチェーン技術を使用しているのは分かったけど、わざわざデジタル化するメリットは何かあるの?現物の方が良くないの?
作品をNFT化するメリットとは?
- デジタルアセットの所有権を確立できる
NFTを使えば唯一無二の所有権を獲得できる。またデジタルアセットにIDを与えることができます。これにより、デジタルアセットの所有者が明確になり、コピーされても価値が下がらないというメリットがあります。 - クリエイターが自分の作品を販売できる
NFTを使えば、クリエイターが自分の作品を直接販売することができます。これにより、中間業者を排除し、直接顧客とやり取りすることができるため、クリエイターが収益を得るための障壁が低くなります。 - デジタルコンテンツのライセンス管理や著作権管理がしやすい
NFTは、デジタルアセットの所有権が明確になるため、デジタルコンテンツのライセンス管理や、著作権管理にも使われることがあります。従来の方法では難しかったデジタルコンテンツの管理や流通をスムーズに行うことができるため、Web3の発展に大きく貢献しています。 - 作品の知名度向上
NFT化された作品はブロックチェーン上に永久的に保存され、世界中の人々にアクセス可能になります。そのため、アートファンやコレクターに知られる機会が増え、作品の知名度が向上する可能性があります。 - ファンのための投資
NFTは、アーティストやクリエイターが直接作品を販売し収益を得ることができるため、ファンにとっては好きなアーティストや作品に投資することができる新しい方法としても注目されています。
これはNFT化するメリットの一例です。メリットだけではなくデメリットも知っておきましょう。
作品をNFT化するデメリットとは?
- デジタルコンテンツに限定される
NFTは主にデジタルコンテンツに使われるため作品の幅が狭くなりがちです。 - 高い取引手数料
NFT取引には手数料が発生します。現在のブロックチェーンの技術レベルでは、取引手数料が高い場合があります。 - 時価評価の変動
NFTの時価評価は市場によって左右され価格変動が激しく、保証された価値がないため投資としてのリスクが高い。 - 知名度の問題
NFTの概念はまだ新しいため一般的な知名度が低く、市場が未熟な状態であるため、取引や流動性に課題がある。 - 環境負荷
NFT取引には、ブロックチェーンのマイニングに必要な大量の電力を消費します。そのため、環境への負荷が問題視されています。
NFTはETH(イーサリアム)上のものが多く、ETHは新しいブロックを作る時に大量の電気を必要としているらしいですよ。ここで一度、NFTとは?についてまとめてみましょう。
NFTとは?
・ブロックチェーン技術を使用した誰も所有していないことを証明できるデジタル資産
NFTのメリット
・唯一無二の所有権を確立することができる
・ブロックチェーン上に永久的に保存され、世界中の人々にアクセス可能
NFTのデメリット
・保証された価値がないため投資としてのリスクが高い
・取引きには大量の電力を消費
4.web3を活用する時の注意点
続いて、利用時にはどんなことに注意が必要なのかについて理解していきましょう。
4-1.セキュリティに関する注意点
- スマートコントラクトの脆弱性
スマートコントラクトは自動化されたコードであり、セキュリティの脆弱性がある場合があります。攻撃者は、これらの脆弱性を利用して、ユーザーの資金を盗むことができます。 - フィッシング詐欺
Web3では、メタマスクなどのウォレットを使用して、暗号通貨の取引を行うことが一般的です。しかし、偽のウォレットサイトや偽の取引プラットフォームが存在し、これらを使うとユーザーの資金を盗むことができます。
スマートコントラクトの脆弱性は、プロジェクト内でセキュリティ技術が未熟である場合に狙われやすく、個人で対策が難しいです。でも個人でも気を付けることはいくつかあります!
セキュリティ対策として個人で気をつけること
・秘密鍵は絶対に他人に渡さない。
・二段階認証(2FA)の有効にして、不正アクセスを防止しましょう
・不審なウェブサイトやアプリにアクセスしない。
4-2.法的な規制に関する注意点
- 仮想通貨の法的地位
日本もそうですが、一部の国では仮想通貨がまだ法的に未定義なため、税金や規制の問題が生じることがあります。 - KYC規制
KYC(Know Your Customer)とは、金融機関が顧客の身元確認を行うことを義務付ける規制のことです。これは、テロ資金調達やマネーロンダリングなどの犯罪を防止するために必要な規制です。 - 著作権と知的財産権の問題
NFTは、デジタル作品の唯一無二の所有権を証明するためのものですが、著作権や知的財産権の問題が生じることがあります。例えば、NFTを作成した人が著作権を侵害した場合などは法的な問題が生じる可能性があります。
web3においては一般的に匿名性が高く、個人情報を必要最小限に抑えた形で活動することができます。しかし、KYC規制は犯罪防止の観点から必要とされるため、web3においても一部の取引所やサービスにおいてはKYCの実施が求められる場合があります。
つまり個人情報の不要が良い反面、法的には問題視もしているということですね。
4-3.投資に関する注意点
- ハイリスク
Web3の投資はまだ未熟な分野であり、急激な価格変動が起こることがあります。投資をする前にリスクをよく理解し、資金管理を行うことが重要です。 - プロジェクトの調査
Web3には多くのプロジェクトがあり、その中には偽のプロジェクトや詐欺的なものも存在します。投資をする前にプロジェクトの情報をよく調べ、信頼できる情報源からの情報を得ることが重要です。 - ウォレットのセキュリティ
ウォレットは暗号資産を保管するための重要なツールですが、ウォレットのセキュリティには注意が必要です。適切なパスワードを設定し、二段階認証を有効にするなどの対策が必要です。 - 情報の更新
Web3の分野は急速に変化しています。投資をする際には、最新の情報を得ることが重要です。市場の変化やプロジェクトの進捗状況を定期的にチェックして、投資の戦略を更新しましょう。
投資に関することは、初心者が一番気を付けなければいけません。以下に投資の際のポイントをまとめます。
初心者がweb3界での投資をする際のポイント
・自分が失っても良い余剰資金で始める。リスク管理が大切です。
・ポートフォリオを分散する。1つのプロジェクトが失敗しても、資金を全部失うことを防ぎます。
・ウォレットを分散する。万が一詐欺でもウォレットを分けていることで被害を少なくできます。
・投資の前はよく調べましょう。正確な情報を見極める能力が必要です。
web3について分かってはきたけど、使うことに問題はないの?これから必要なことなの?
web3は発展途上なので課題もありますが、知識を知っておくことはとても重要です。最後はweb3の課題と今後の展望について見ていきましょう。
5.web3の課題と今後の展望
5-1.web3の課題
スケーラビリティの問題
ブロックチェーン技術は、現在のままでは大量のトランザクション処理が困難であり、高い手数料や遅延が発生することがあります。
ユーザーインターフェースの問題(web3に参入する壁)
Web3のアプリケーションは理解しずらく、参入のハードルが高い。一般のユーザーの利用が難しいという課題があります。
セキュリティの問題
スマートコントラクトの脆弱性など、Web3にはセキュリティに関する問題が多くあります。
法的な問題
Web3には、まだ法的な規制が整備されていない部分が多くあります。そのため、投資家や企業が取り組む際に法的な不確定性が生じることがあります。
スケーラビリティ問題はブロックに書き込める情報が限界のため起こります。解決法は複数のマイナー(コンピュータ)に手数料を払い、新しいブロックを生成してもらいます。技術的な問題であり、これから改善されることが期待されています。
5-2.web3の未来展望
Web3の未来展望は多くの人々や専門家としては楽観的、つまり前向きで明るいものと考えています。楽観的な理由としては
- DAppsの普及
中央集権的な権力が減少し、ユーザーがより自由にコントロールできる世界が実現されること - デジタルアセットの普及
Web3の技術を活用することで、デジタルアセットの保有や交換がより容易になり、新たなビジネスモデルが生まれる可能性があること。 - セキュリティの向上
スマートコントラクトなどの技術を活用することで、より透明性のある取引が可能になること。また、データのプライバシー保護や信頼性の高い認証システムの構築など、セキュリティに関する課題の解決が期待されていること。 - ブロックチェーン技術の進化
ブロックチェーン技術の進化が続き、Web3のアプリケーションがより使いやすくなり普及が進むと期待されること。
ただし、Web3の未来展望が楽観的であるからといって課題はあります。スケーラビリティの問題やセキュリティの問題など、多くの課題に対処しながら、Web3の技術が成熟し、普及することが期待されています。
web3ってまだ完成していない技術なんですね!
その通りです!web3はまだまだこれから進歩していく技術です。今から覚えておくことは将来大切なことですよ!では、web3についてのまとめと、私個人の考えで今回は終わりにしたいと思います!
6.まとめ
web3とは?
・次世代型インターネットである
同時にブロックチェーン技術や分散型システムを活用して、従来のWeb2のような中央集権的なインターネットから、より分散化・民主化されたインターネットへと進化させる取り組みや概念のこと
・web2に比べセキュリティが向上している
・今後は新たなビジネスを生み出す可能性がある
・課題もやはりあるが未来は明るいもの
ここまで読んでいただきありがとうございました。
web3とはまだバズワード(定義が定まってないまま広まっている言葉)です。今のweb2アプリを「web2のアプリの〇〇」という人は居ませんよね?きっとこれから普及することで10年後には、web3という言葉は無くなってくると思っています。その時にはきっと「web3とweb4の違いは?」のような話しになる。とそんな程度で考えています。
ただしweb3の可能性はまだまだ大きくなると思っているため、私はとても期待しています。
この記事を見て、web3について理解が少しでも深まってくれるととても嬉しく思います。
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